エルニーニョ・コステロの大雨、洪水がペルーの海岸地帯、特に北部を襲い、大変な被害がペルー大半の地帯で出ています。
ペルーで大雨、洪水、土砂崩れによる非常事態宣言!リマ、アレキーパ、ウアンカベリーカ、イカ、ランバイエケ、ピウラ、トゥンベス、ロレト、カハマルカ、ラ・リベルタ、アンカシ
ペルー北部の海岸地帯に大雨によって非常事態宣言が発令されているランバイエケ県チクラヨですが、現在の様子をお伝えします。
大雨の後のチクラヨ市内のその他の問題
ランバイエケ県チクラヨはというと、たくさん雨が降っていたのですが、チクラヨ市内はこの1週間、雨が降っておらずチクラヨらしい暑い毎日が戻ってきています。
冠水、浸水、洪水の被害がチクラヨ市内ではひとまず解決されてきていますが、それ以外の問題が今引き起こされています。
ホコリがすごい!
チクラヨ市内で大きな問題の一つになっていることとしては、強い太陽光線が下水と混じった汚染された泥を乾燥させ、それがホコリとなり舞っているということです。
砂ぼこりでどこも真っ白です。
2017年3月25日時点チクラヨ市内、ホコリの様子
チクラヨ市内中でホコリを除去するための掃除が行われています。
そのため、チクラヨ市内では今マスクをして歩いている方が多くいます。
マスクや眼鏡をしていないと目、鼻、喉などが本当に痛くなります。
マスク、眼鏡など完全装備がおすすめです。
蚊がすごい!
チクラヨ市内のもう一つの大きな問題になっていることとしては、大雨が降ったため例年の2倍増しに蚊が発生しているという事です。
既にお伝えしたように、雨水と言っても汚染された泥水で蚊が媒介されているので、感染症がとても怖いです。
まだチクラヨ市内は南米の夏の残暑厳しく気温も高いため、蚊が大量発生するにはうってつけです。
蚊が媒介する感染症デング熱が一番身近で、既に多くの方が感染しています。
蚊が媒介する伝染病でペルーで脅威となっている伝染病関してはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
ペルー・チクラヨの市内は大雨が止み、暑いチクラヨらしい天気がここ1週間続いています。
しかし、大雨で溜まった汚染された泥が乾燥し、たくさんの土埃が舞っています。
粉塵を吸い込むと人体に大きな影響を及ぼす可能性があるので、マスクで予防すのが懸命な対策です。
さらに、例年の倍以上蚊が大量発生しています。
蚊が媒介する伝染病のデング熱などが深刻な問題です。
家が崩れたりするなど被災された方々、値段の高騰に加え、現在泥水が乾燥し大量に舞い上がったホコリ、そして、大雨と暑さで蚊が大量発生し、デング熱などの伝染病が増えているなど、問題は山積みです。
ランバイエケ県チクラヨ市内だけでなく、ペルー全域、首都リマでも深刻な問題が続いています。
救援で働いてくださっている方々には本当に感謝です。
Hasta luego.アスタ ルエゴ またね。
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