ペルーでは冷蔵庫がない家がよくあります。
特に田舎にいけば行くほど、電気はあっても冷蔵庫の普及率はそうとう低いです。
日本人からすると、そういう方たちはどのように生活し、どのようなものを食べているのだろうと不思議に思いますよね。
今回、チクラヨからバスで6時間、つまりリマから陸路で19時間の場所にあるNieposニエポスという標高約2400mの山奥に暮らすペルーの人々から学んだ冷蔵庫無しで肉や魚を保存する方法についてご紹介します。
肉や魚の保存方法
田舎の人々は自宅で飼っている動物を食べます。まさに自給自足です。
例えば、鶏全部食べ切れない時どうしているのか?とお尋ねすると、
1.鶏肉を干しやすい大きさに切る。
2.その鶏肉に潰したにんにく、塩、少しのお酢をもみこんで約30分寝かせる。
3.太陽の下で洗濯物と一緒に干す。夜になったら取り入れまた太陽が照っている間に干すという作業を3日間繰り返す。
4.使いたい分を、使いたい時に少しづつ使っていく。といった感じでした!
ちなみに、夜干しっぱなしにしていると他の動物に食べられてしまって、悔しい思いをするそうですので、忘れずとりこんでください。
まあ日本では、試される方はおられないかもしれませんが。
この保存方法を用いた鶏肉を使ったスープをいただいたのですが、鶏肉にしっかりとにんにくが効いていてかなりおいしかったです。
おなかにもあたりませんでした。
この方法は、牛肉でも、魚でもOkとのことです。
まとめ
にんにくと塩と酢があれば、お肉もお魚も冷蔵庫がなくても数日なら保存できます!
標高があり、そんなに気温がものすごく上がるわけでもないという条件も助けになってはいると思いますが、にんにくと塩と酢をもみ込んで干せば、冷蔵庫がなくても保存でき、食べて生きていけるという知恵ですね。
ペルーの田舎、アンデスの山岳地域で学んだ保存方法はとても興味深かったです。
サバイバルな生活をご希望の方はお試しください!
にほんブログ村
ただの旅じゃ飽き足らない!
WannaTripならそんなあなたの旅に楽しいスパイスを加えるオプショナルツアーを多数ご用意!
まずはツアーをチェック
コメントを残す