ペルーのとても違い過ぎるクリスマスと年末年始の習慣!

ペルー、パネトン
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毎年世界中で盛大にクリスマスと年末年始が祝われます。

日本でも、以前は祝われていなかったクリスマスを今ではイルミネーションの中、ケーキやローストチキンなどの豪華な食事を食べて、サンタクロースに扮した誰かがプレゼントを持ってくるというのが一般的なイメージでしょう。

そして、年末年始は、年越しそばを食べて、カウントダウンをした後、除夜の鐘、そして、初詣、お正月といった感じが一般的でしょう。

では、ペルーではクリスマス、年末年始はどのような習慣で祝われているのでしょうか?

ペルーのクリスマス

ペルーの一般的なクリスマスでは、12月24日が25日に変わる午前0時に、パボと呼ばれている七面鳥のローストターキーを食べます。

ペルー、七面鳥

ペルー、七面鳥

ローストチキンの2倍ぐらいのイメージのローストターキーです。
そのため、12月になると市場で足を縛られた七面鳥たちが生きたまま並べられて売られています。

ペルー、クリスマス

ペルー、ローストターキー、クリスマス

そして、そのローストターキーとワインを一緒に飲む習慣があります。

でもそれだけではありません。

ホットチョコレート、つまりホットココアと一緒にパネトン(パネトーネ、もしくはパン・ドゥルセ)と呼ばれる大きなパンケーキを食べます。

大きなお酒の効いた甘いパンです。30㎝角ぐらいの大きさです。

このクリスマスの時期はたくさんのパネトンがスーパーマーケットなどでもずらっと並びます。

ペルー、パネトン

ペルー、パネトン

12月の時期にペルーでは、賞与、つまり、ボーナスを会社側が出さなければならないという法律があるので、大きな会社では、現金以外にもそのパネトンやワインが配られることがあります。

ペルー、パネトン

ペルー、パネトン

さらに、エンパナーダという焼き餃子のちょっと大きい形のようなパンも食べる習慣があります。一般的には、エンパナーダ・デ・ポヨ、つまり鶏肉がつめられているエンパナーダかエンパナーダ・デ・カルネという牛肉がつまったエンパナーダが売られています。

そのため、もし12月24日にパン屋さんにパンを買いに行ってもパンが一切なくエンパナーダしか売っていないということもあります。

つまりまとめますと、ペルーのクリスマスでは一般的に家族が集まって12月25日午前0時に、七面鳥のローストターキーとワイン、ホットココアとパネトン、そして、エンパナーダを食べる習慣があります。

もちろん、プレゼントの習慣もありますので、そのプレゼントを買うために、ペルーでは12月に一番犯罪が多発します。1年で一番危ない月と言っても過言ではないでしょう。

ペルーはカトリック教徒のクリスチャンが一番多い国ですが、一般的に”聖なる夜”と言われているそのクリスマスが一番物質主義的になり、金目当ての犯罪が一番多くなるというのが、皮肉なものです。

ペルーでは多くの人が、高価なクリスマスプレゼントをするために、一番借金をする月と言っても過言ではありません。ボーナスが支払われてもそれでは足りないほど、浪費してしまうので、次の丸1年使ってその借金を返し、またその翌年もそれを繰り返すということがよくあります。

そして、その”聖なる夜”などと考えられているその夜が食べたり、飲んだり、大騒ぎして、暴力事件になることまであります。

最近では、実際にペルー人に聞いてみるとクリスマスを宗教的な意味合いでお祝いするという感じもすたれてきているように感じます。

どちらかというと、クリスマスと聞くと一番にペルー人が言うことといえば、ローストターキーとワイン、ホットココアとパネトン、そして、エンパナーダです。その次が、プレゼントという感じで、別に宗教的な心情を口にする人は、今の世代ではほとんどいないように感じます。

サンタクロースは最近少しづつ浸透してきているようですが、ごく最近のようです。

サンタクロースがペルーで描かれている際も厚着です。

ペルーは南米なので、11月ごろから熱くなり、12月にはすでに夏という感じなのに、サンタクロースは変わらず厚着というのが興味深いです。

でも、ほとんどサンタクロースは日本ほどペルーにはいません。プレゼントはサンタクロースが持ってくるものという理解もないようです。

クリスマスの本当の起源

実際一般的にクリスマスは、イエスの誕生日、もしくはキリスト教の祭日、”聖なる日”などと考えられていますが、実際はそうではありません。

クリスマスの起源は太陽の神を祝うキリスト教ではない、別の宗教の祭日でしたが、それを西暦4世紀ごろにキリスト教徒と混ぜ合わせたものです。

資料にはこのようにあります。↓

「ブリタニカ 百科 事典」(英語)に よる と,教会 指導  たち  冬至  時期 の「“征服   ざる 太陽  誕生 日”を 祝う ローマ  異教  祭り  同じ   する」ため  その   選ん  よう です。「アメリカーナ 百科 事典」(英語)に よれ ば,それ は「異教  改宗   とっ  キリスト   一層 意味深い もの  する ため」だっ   多く     考え   ます。

https://www.jw.org/ja/%E8%81%96%E6%9B%B8%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88/%E8%B3%AA%E5%95%8F/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%A4%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%8B/

さらに、イエスが生まれた日というのもうそで、記述を調べてみると西暦前2年の初秋つまり10月ごろに生まれた可能性が高いとのことです。

ペルーの年末年始

次に、ペルーの年末年始の習慣ですが、一般的にアンニョ・ヌエボ Año Nuevoと呼ばれます。意味としては、新年、つまりNew Yearのことです。

12月31日の夜から1月1日の朝にかけて、ローストチキン(ポヨ・ア・ラ・ブラーサ)とワインやビールに、またパネトンを家族で食べるということです。

ペルーのローストチキン(ポヨ・ア・ラ・ブラーサ)に関しては、以前の記事を参考になさってください。↓

ザ・ペルー料理!ロースト・チキンのレシピと切り分け方!

12月31日の夜つまり、1月1日0時を迎える前から、除夜の鐘ならぬ、たくさんの花火が約2時間にわたって、ペルー中で上がります。

ペルーの危険な花火については、以前の記事を参考になさってください。↓

ペルー不法花火!12月31日ペルー炎上!花火注意報!

そして、人形やタイヤなどを道端で燃やしたりもします。

この日も、クリスマスのように危険な日の一つです。ぐでんぐでんの酔っ払いがとても多いので、暴力事件が多発します。

1月1日はというと、ペルーの海岸地帯Costaでは、海に初泳ぎに行く習慣があります。

ペルーの1月はすでに夏ですが、水はまだとても冷たいです。

そして、浜辺で騒いだり、遊んだり、踊ったりして、また食べたり、飲んだりします。

1月2日は、基本的には静かなもので、皆さんぐったり寝ていることが多いです。

1月の三箇日は、基本的にすべてどこも休みなので、食材などのお買い物は早めにお買い求めしておくことをおすすめします。

結構、この1月2日に食べるものが残っておらず、毎年たくさんの人が買いに走って路頭に迷っている姿も見受けられます。

新年の祝いの起源

1月1日の暦の新年の祝いもキリスト教とは無縁の別の宗教の習慣が現在の習慣のもとになっているようです。

新年  祝い。その 日付 や,新年  祝い  関連   風習  土地  よっ  異なり ます。西欧  新年   起源  つい て「ワールドブック 百科 事典」(英語)は こう 述べ   ます。「ローマ  支配  ユリウス  カエサル は,紀元  46  に,ヤヌアリウス  いう   1     初め  定め た。ローマ   この  を,門  入口  物事  始め  つかさどる  ヤヌス  たたえる       ある。1   いう 意味  英語  名称(January<ジャヌアリー>)は,ヤヌス(Janus<ジェイナス>)の   ちなん  付け られ  もの  ある。ヤヌス   二つ    あり,一つ    見,もう 一つ  後ろ   た」。ですから,新年  祝い  異教  伝統  基づい   ます。

https://www.jw.org/ja/%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9/%E6%9C%AC/%E8%81%96%E6%9B%B8%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88/%E7%A5%9D%E7%A5%AD%E6%97%A5-%E7%A5%9D%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%AF%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8B/#?insight[search_id]=7f0d5089-b291-4e26-9cf3-dacdb603020b&insight[search_result_index]=0

まとめ

ペルーのクリスマスでは、ローストターキーとワイン、ホットチョコとパネトン、そして、エンパナーダを盛大に食べます。

そして、年末年始の新年の祝いには、ローストチキン(ポヨ・ア・ラ・ブラーサ)とワインやビールに、またパネトンを家族で食べます。

家族で集う良い機会なのかもしれませんが、クリスマスと年末年始のせいで12月に犯罪が多発するのは勘弁願いたいものです。

さらに言うと、クリスマスも年末年始の新年の祝いの起源も、私たちが知らない古の神を祝う祝祭日だったというのも皮肉なものです。

クリスマスや年末年始の新年の祝いとは関係なく、ペルーのローストターキーとワイン、ホットチョコとパネトン、エンパナーダ、ローストチキン(ポヨ・ア・ラ・ブラーサ)とビールは、とってもおいしいのでおすすめです!

それでは、また次の記事で。アスタ・ルエーゴ! Hasta Luego!


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ABOUTこの記事をかいた人

南米ペルーの首都リマに在住後、北部チクラーヨへ移住。その後、さらに南部インカ帝国の首都クスコへ移住したフリーランスで、「ペルー案内観光」編集者。2013年にペルーに移住。ペルーで知り合った妻と一緒にペルー海外生活奮闘中です!