ペルーは食材の宝庫です。
日本ではお目にかからない食材もたくさんあります。
今回は、新型コロナウイルス感染症 COVID-19 が流行する前に撮影した
ペルー、クスコのスーパーの乾物量り売りコーナーの一般的な乾物、
お豆さんをご紹介したいと思います。
ペルーの一般的な乾物、豆の種類と値段がわかります。
いったい南米ペルーでは、どんな乾物、豆が売られているのでしょうか?
豆 Frejol
● Frejol Canario カナリア豆
1kg 8/s (約270円)
Frejol Canario カナリア豆は、カナリオ豆とも呼ばれ、
ペルーを中心として栽培されているインゲン種の豆です。
豆の皮の色がカナリアのように黄色いことからこの名前が付いたそうです。
煮込み料理に使われます。
● Frejol Huevo 手亡豆
1kg 8.30/s (約280円)
直訳すると、エッグビーン (たまご豆) になりますが、
たぶん Frejol blanco 白インゲンマメ、もしくは、手亡豆、
または、グレートノーザン、バタービーンだと思います。
● Frejol Sangre 金時豆
1kg 7/s (約230円)
Frejol Sangre 金時豆、もしくは、赤いんげんとも呼ばれます。
直訳すると、血の豆です。
煮崩れしにくい豆です。
首都のリマでは、小豆が手に入りますが、クスコでは手に入らないため、
小豆が無性に食べたくなるとこの豆を甘く煮ています。
● Frejol Sol de Oro 黄金の太陽豆
1kg 8.50/s (約280円)
直訳すると黄金の太陽豆になりますが、金時豆に似た豆です。
● Garbanzo ひよこ豆
1kg 8/s (約270円)
トマト、玉ねぎ、ニンニクを炒め、煮たひよこ豆を加えて、
comino (クミンパウダー) と塩で味付けする料理がお勧めです。
ペルー人の友人に教えてもらいました。
● Arveja Partida レンズ豆
1kg 3/s (約100円)
Arveja Partida レンズ豆を煮て、ご飯の横に添えるというのがペルーでは、
本当に一般的で、ペルー料理には欠かせない豆です。
とうもろこし Maíz
● Maíz Pop Corn ポップコーン用のとうもろこし
1kg 5/s (約150円)
● Maíz Chullpi チュルピとうもろこし
1kg 11/s (約370円)
Maíz Chullpi チュルピとうもろこし (Chulpi) は、アンデスのトウモロコシの一種です。
● Maíz Plomo 鉛色とうもろこし
1kg 7.50/s (約250円)
鉛色とうもろこしは、直訳しています。
● Maíz Blanco ホワイトコーン
1kg 8/s (約270円)
ホワイトコーンは、直訳すると、白とうもろこしです。
イエローコーンよりも炭水化物と繊維がわずかに多いです。
じゃがいも Papa
● Papa Seca 乾燥じゃがいも
1kg 8/s (約270円)
● Chuño チューニョ
1kg 4.50/s (約150円)
● Moraya モラーヤ
1kg 12/s (約400円)
Chuño チューニョと Moraya モラーヤについては、以前のこの記事をご覧ください。
まとめ
ペルーは、豆、じゃがいも、とうもろこし、たくさんの乾物の種類があります。
日本にいる時には、
こんなに豆、じゃがいも、とうもろこしに種類があるとは知りませんでした!
今回ご紹介したのは、本当にごく一部、一番一般的なものです。
まだまだいっぱい種類があります!
ペルーの食材で、ヘルシー料理を開発したら、日本料理ではできない
すごい料理ができるかもしれません。
Hasta la vista ではまた。
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