ペルー料理の一般的な家庭料理で、ペルーのパスタといえば、Tallarín Rojo 赤いパスタかTallarín Verde 緑のパスタです。
ペルー人は、食べ物の話が大好きなので、本当によく「今日何作るの?」とペルー人の友人たちに聞かれます。
そして、「今日はパスタを作ろうかな。」と答えると必ず ”¿Rojo o Verde?” ロホ・オ・ヴェルデ? 「赤、それとも、緑?」と聞かれるぐらいです。
日本の赤いきつねか緑のたぬき的な感じです。
そんなペルーの一般的な家庭的パスタの赤のパスタ、ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホを今回はご紹介します。
ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤のパスタの材料 (4人分)
パスタ Tallarín 360g
トマトTomate 500g
ニンジン Zanahoria 小1本
玉ねぎ Cebolla 大1個
パスタ用トマトソース Una pasta de tomate 1袋、もしくは、1缶
鶏胸肉 Pechuga de Pollo 300g
にんにく Ajo 4かけ
塩 Sal 少々
お酢 Vinagre Blanco 少々
クミンパウダー Comino 少々
醤油 Sillao 少々
油 Aceite 適量
キノコとローリエパウダー Polvos de Hongos y Laurel もしくは、トゥコパウダー Tuco 少々
ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタの作り方
1. 鶏肉を食べやすい大きさに切り、潰したにんにく、お酢と塩とクミンパウダーと醤油をかけて、少し寝かせます。
2. トマト、玉ねぎをミキサーに入るように切り、少しお水を入れて、ミキサーにかけます。
3. ニンジンを摩り下ろします。
4. 2と3を鍋に入れて、煮ます。
5. パスタを茹でます。
6. 4の野菜が煮えたら、パスタ用トマトソース、塩を入れて煮ます。
7. 1の鶏肉を焼きます。
8. 茹で上がったパスタに、6のソースをかけて、焼けた鶏肉を載せたら完成です。
サバイバルにも適したペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタ
一度ペルーで、ジャングルの方に、まだ夫が独身だった時に、友人のペルー人たちとキャンプに出掛けた時、川辺でこのペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタを一緒に作ったことがあるそうなのですが、まな板も缶切りもすりおろし器も使わずに作れるというのです。
トマトや玉ねぎは、手で持ちながら、みじん切りにします。
川辺の石で、コンロを作って、枯れ木にマッチで火をつけます。
トマト缶は、川辺の大きな石に、缶の角を当てて、反対側の角を河原の手頃の石で、殴ってふたを開けます。
その際は、コンビーフも使っていたのですが、中身を鍋に開けた後、包丁で缶の底を何回も突き刺し、ギザギザにして、にんじんをすり下ろすすりおろし器を作り、にんじんをすり下ろします。
川辺で、まな板も缶切りもすりおろし器、コンロがなくても、ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタの赤は、作れるのです。
まとめ
ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタの赤は、トマト、ニンジン、パスタ用ソースから出来ています。
トマトソースのパスタに近いです。
摩り下ろしたにんじんの味もしっかりする素材の味のパスタで、おいしいです。
野菜が凝縮されていて、見た目も元気になる赤いパスタです。
ペルー料理 Tallarín Rojo タヤリン・ロホ 赤いパスタは、サバイバルにも適した料理です。
ブエン・プロベーチョ!¡Buen Provecho!
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