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コンドルは飛んでゆくEl Condor Pasa歌詞は?

コンドルは飛んでゆく, El Condor Pasa, 歌詞, アンデス, 音楽

日本でも世界的にも有名なアンデスの音楽
「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” という曲をご存知でしょうか?

実は、「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” には、
いろいろなバージョンの編曲や歌詞が今までいくつか出ています。

その大まかな歴史と歌詞をご紹介したいと思います。

「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” の歴史

1913年 Daniel Alomía Robles ダニエル・アロミーア・ロブレス

「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” は、
1913年に、Daniel Alomía Robles ダニエル・アロミーア・ロブレスによって、
作曲されました。

Daniel Alomía Robles ダニエル・アロミーア・ロブレスは、
民族音楽研究家で、「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” という
インカ王妃が主人公のオペレッタの舞台音楽、挿入曲として、作曲しました。

歌詞はありませんでした。

1963年 Los Incas ロス・インカス

その後、1963年に、Los Incas ロス・インカスというアンデス音楽のバンドが
カバーしました。

フォルクローレバンドとして、後に歌詞をつけました。

もともとインカ王妃のオペレッタの音楽だった為、
歌詞もインカ帝国の滅亡を嘆く内容でした。

1970年 Simon and Garfunkel サイモン・アンド・ガーファンクル

Simon and Garfunkel サイモン・アンド・ガーファンクルが Los Incas ロス・インカスの
「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” をパリで耳にし、とても感動しました。

その後、Los Incas ロス・インカスにコンタクトをとり、使用許可をもらい、
英語の歌詞をつけて、1970年に、”EL CONDOR PASA / WHY DON’T YOU WRITE ME” を発売しました。

歌詞としては、縛られた人生、変えられない状況を嘆きつつ、
きっと自由になれるといった内容を歌っています。

1972年 Esther Ofarim エステル・オファリム

1972年に、Esther Ofarim エステル・オファリムが、スペイン語で、
歌詞を変えてカバーしています。

Esther Ofarim エステル・オファリムの「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” の歌詞が
一番歌詞としては、しっくりきます。

コンドルのアンデスでの情景を一番ストレートに、それでいて、
美しく歌っている歌だからです。

歌詞

1963年 Los Incas ロス・インカス

En el imperio incaico el indio está sin luz, sólo está, triste está.

Detrás de los silencios quedará jamás, nunca más, volverá.

El inca ya se fué, a morir rumbo al sol,
y en su alma un condor va a llorar su dolor volando.

Vuela, vuela el cóndor la inmensidad, sombra de la altipampa.

Sueño de la raza americana, Sangre de la raza indiana.

El inca há sido traicionado, llorando las quenas están.

La Pachamama al coya enseño a morir por la libertada!

インカ帝国で、先住民は光なく、悲しく、ひとりぼっちだ。

沈黙と共に取り残され、もう決して戻れない。

インカはもう去った。太陽に向かって死にゆくために。

魂の中で、コンドルが悼み、泣きながら、飛んでいる。

飛べ、飛べ、コンドルよ、無限に、高原の影で。

アメリカ人種の夢、先住民族の血。

インカは裏切られ、ケーナは泣いている。

大地の母神は、インカ王妃に、自由のために死ぬことを教える。

1970年 Simon and Garfunkel サイモン・アンド・ガーファンクル

I’d rather be a sparrow than a snail

Yes, I would

If I could

I surely would

I’d rather be a hammer than a nail

Yes, I would

If I only could

I surely would

Away, I’d rather sail away

Like a swan that’s here and gone

A man gets tied up to the ground

He gives the world

Its saddest sound

Its saddest sound

I’d rather be a forest than a street

Yes, I would

If I could

I surely would

I’d rather feel the earth beneath my feet

Yes, I would

If I only could

I surely would

カタツムリより、スズメになりたい

そうさ

できるなら

そうに決まってる

釘より、ハンマーになりたい

そうさ

できるなら

そうに決まってる

遠く、遠く、船を出したい

ここから去った、白鳥のように

男は地に縛られる

彼は世界を与える

それは悲しすぎる音だ

それは悲しすぎる音だ

道より、森になりたい

そうさ

できるなら

そうに決まってる

自分の足で、地球を感じていたい

そうさ

できるなら

そうに決まってる

1972年 Esther Ofarim エステル・オファリム

El cóndor de los Andes despertó con la luz de un feliz amanecer.

Sus alas lentamente desplegó y bajó al río azul para beber.

Tras él la Tierra se cubrió de verdor, de amor y paz.

Tras él la rama floreció y el sol brotó en el trigal en el trigal.

El cóndor de los Andes descendió al llegar un feliz amanecer.

El cielo, al ver su marcha sollozó y volcó su llanto gris cuando se fue.

Tras él la Tierra se cubrió de verdor, de amor y paz.

Tras él la rama floreció y el sol brotó en el trigal en el trigal.

アンデスのコンドルは、幸せな夜明けの光で目を覚ました。

翼をゆっくりと広げ、青い川に水を飲みに降り立った。

コンドルのよって、大地は活気と愛、平和に覆われた。

コンドルのよって、枝は強くなり、太陽は小麦畑に顔を出した。

アンデスのコンドルは、幸せな夜明けの光で目を覚ました。

空は、その歩みを見て泣きじゃくり、行ってしまった時、灰色の涙をぶちまけた。

コンドルのよって、大地は活気と愛、平和に覆われた。

コンドルのよって、枝は強くなり、太陽は小麦畑に顔を出した。

まとめ

アンデスの音楽「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” は、
とても美しいです。

ただ個人的には、1972年の Esther Ofarim エステル・オファリムの
歌詞がコンドルのアンデスの命を良く表現していて好きです。

アンデスの楽器で演奏された歌詞がないインストゥルメンタルの楽曲も良いです。

南米ペルー楽器カホン、チャランゴ、ケーナ、サンポーニャ

ペルー・アンデスに観光に来る機会があれば、本場の
「コンドルは飛んでゆく」”El Condor Pasa” をぜひ聞いて見られてください。

それでは、また! Chao! チャオ!


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