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南米大陸にはなぜ国がいくつもあり言語も違うの?

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南米大陸には、なぜ国がいくつもあり、言語も違うのでしょうか?

その背景には、あの皇帝ナポレオンが引き金になっていたのです。

そして、言語が違うのはそれぞれの歴史的背景にあります。

今回は、アジア大陸の東側にある島国日本から本当に遠い南米大陸の
そんな疑問について、解説したいと思います。

南米大陸には、いくつ国がある?

南米大陸近隣の島国を入れなければ、13の国があります。

南米にはいくつ国がある?南米の国土、人口ランキング

  • ブラジル Brasil
  • アルゼンチン Argentina
  • ペルー Perú
  • コロンビア Colombia
  • ボリビア Bolivia
  • ベネズエラ Venezuela
  • チリ Chile
  • パラグアイ Paraguay
  • エクアドル Ecuador
  • ガイアナ Guyana
  • ウルグアイ Uruguay
  • スリナム Surinam
  • フランス領ギアナ Guayana Francesa

ペルーどんな国?人口は?ペルー人って?ペルー一般情報

南米の国のそれぞれの言語

ポルトガル語が話されているは、ブラジル Brasil です。

スペイン語が話されているは、アルゼンチン Argentina、
ペルー Perú、コロンビア Colombia、ボリビア Bolivia、
ベネズエラ Venezuela、チリ Chile、パラグアイ Paraguay、
エクアドル Ecuador、ウルグアイ Uruguay です。

英語が話されているのは、ガイアナ Guyana です。

オランダ語が話されているは、スリナム Surinam です。

ギアナ・クレオール語が話されているは、
フランス領ギアナ Guayana Francesa です。

フランス語系のクレオール語です。

ちなみに、それぞれの国では、他の言語も話されています。

ここで、ご紹介したのは、一番一般的といえる言語です。

ペルー人は何語を話すの?ペルーの言語まとめ

南米大陸には、なぜそれぞれ言語が違うの?

南米大陸には、なぜ国がいくつもあり、言語も違うのでしょうか?

まず南米大陸の各言語については、
ポルトガル語、スペイン語、英語、オランダ語、フランス語系のクレオール語という
ラテン語形ばかりが南アメリカで話されているのは、
ヨーロッパの各国が世界侵略を試みていた植民地時代の背景によります。

南米大陸には、なぜ国がいくつもあるの?

まず南米は、ご説明したように、植民地時代に、
それぞれの国がヨーロッパの国々に治められていました。

しかし、19世紀初頭、皇帝ナポレオンがヨーロッパの各国、
および、ロシア、エジプト相手にいくつもの戦争、ナポレオン戦争を起こします。

その波乱は、植民地下の南アメリカにも影響を及ぼしました。

スペイン帝国領地だった場所に対し、ナポレオン戦争でぼろぼろになった
スペイン帝国が重税をかけたのです。

その圧制にスペイン帝国植民地が反旗を翻し、独立革命が起こります。

革命までのペルーの歴史スペイン帝国植民地コロニアル時代

将軍 Don José de San Martín サンマルティン・デ・ホセや
将軍 Simón Bolívar シモン・ボリーバルによって、
1820年代に、相次いで独立が行われていきます。

スペイン語圏の国々がいくつもあるのは、
スペイン帝国が植民地を行政区分ごとに治めていたからです。

たとえば、キューバ総督府、ヌエバヒスパニア副王国、グアテマラ総督府、
ヌエバグラナダ副王国、ペルー副王国、ラプラタ副王国、チリ総督府などです。

各行政区にスペイン帝国の副王が任命されていました。

まず独立を達成したのが、ラプラタ副王国行政区だったアルゼンチンです。

アルゼンチンに続き、パラグアイ、チリ、ペルー、ボリビアの順番で
独立していきます。

ヌエバグラナダ副王国行政区は、エクアドル、コロンビア、ベネズエラに分れます。

ブラジルは、ナポレオン戦争の際に、ポルトガル王国の王室が逃げてきました。

ただポルトガル王国に帰還する側とブラジルに残る側に王室の意見が分れ、
分裂しました。

ブラジルに残ったポルトガル王国の王室の側が、ポルトガル王国からの独立を宣言し、
ブラジルが誕生しました。

ウルグアイは、ブラジルから独立しました。

まとめ

南米大陸の現在の国々は、基本的に、ヨーロッパの国々から独立しました。

なので、ヨーロッパの言語が南米の公用語にそれぞれなっているのです。

その引き金になったのは、ナポレオン戦争です。

王政時代の圧制からの解放を求め、現在の共和制に変化していったのです。

ペルーもその背景があり、ペルー共和国なのです。

しかし、独立にはたくさんの血が流されたのも事実です。


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