南米ペルーで話されている言語はスペイン語です。
厳密にいうとスペイン語といってもカステジャーノです。
カステジャーノは、スペイン語で使う vosotros 君たちは (男)、
vosotras 君たちは (女) 2人称・複数などを使わないペルーのスペイン語の事です。
でも、ほとんどスペイン語と一緒なので大丈夫です。
南米ペルーに旅行、もしくは滞在を考えておられる方の中には、
まったくスペイン語を話せないという方も多いと思います。
私もスペイン語が何もわからない状態でペルーに来ました。
私がスペイン語を習得するために役立った勉強法9つをご紹介したいと思います。
お役に立てばうれしいです。
おすすめ1 聞こえた通りにメモ
ペルーに来た当時、スペイン語と英語を流暢に話せる日本人の女性にペルーで出会いました。
「どうしたら、スペイン語ができるようになるのですか?」と尋ねると、
「会話をしていて、わからない言葉があったら、
カタカナだろうとアルファベットだろうとなんでもいいから聞こえた通りにメモをして、
後でスペイン語の辞書で調べていたよ。」と教えてくれました。
地道な努力です。
この方法は、スペイン語が、ほとんど理解できない時はかなり難しいです。
この方法は、わたしもスペイン語学習初期の頃は無理でした。
しかし、だいぶ人の会話が分かるようになって来た時に使えます。
単語数が増えていきますし、こんな風に表現するのだととても勉強になります。
1日に新しい単語を一つか二つ学んでそれを使うのは言語の習得において、
とても効果的な勉強法です。
おすすめ2 ゼロから始めるスペイン語
では、スペイン語学習をこれから始める方におすすめな勉強法は?
初心者の方には、ゼロから始めるスペイン語という本がおすすめです。
実際にわたしも使いました。
本の名前の通り、わたしも0からのスペイン語でしたので、とてもわかりやすくて良かったです。CDが付いていますので、音声を繰り返し聴けるのも学習に役立ちます。
そして、ペルーで実際生活したての頃に役立ったのは、旅の指差し会話帳 ペルーという本です。
スペイン語がわからなくても、ペルーに旅行の来られる方の助けになる一冊です。
スペイン語の文法の学習をしていて疲れた時にも、
休憩しつつこの本の眺めてスペイン語を楽しく勉強するというのもいいかもしれません。
おすすめ3 NHKラジオ講座 スペイン語
スペイン語習得にずばり、NHKラジオ講座 スペイン語です!
ペルーに長くおられる日本人の方から教え頂いた勉強法で、
NHKのラジオ講座 スペイン語を毎日聴くという勉強法です。
この勉強法を教えてもらい、続けてみたところ少しづづ上達を実感しました。
言語の習得は、一週間に一回、二回勉強するのではなく、
毎日15分から30分間学習時間を取り分けるのが効果的なので、
NHKのラジオ講座はとても良いスペイン語の勉強法といえます。
すごくおすすめです!
おすすめ4 超入門 スペイン語 という本
スペイン語の文法を学ぶには?
超入門 スペイン語 という本を用いる勉強法が個人的にはおすすめです。
基本的な文法体系習得することが、スペイン語ができるようになるための近道と言えます。
この本を勉強することで、スペイン語の全体像を把握できるようになってきています。
すごく良い本で、スペイン語の基本表現、スペイン語の文法、
そして、練習問題があり、自分がどれくらい理解できているかをチェックすることもできます。
おすすめ5 好きな歌手の歌
歌でスペイン語を勉強するという勉強法もおすすめです。
好きな歌手の歌をみつけて、それを何度も聴いて実際に歌うことです。
楽しくスペイン語が学べる勉強法です。
例えば、ペルーの人気の歌手、EVA AYLLÓN エバ・アイヨン、
GIAN MARCO ジャン・マルコなどはおすすめなので聴いて試してみてください。
ペルー人の歌手ではないですが、REIK レイクや
Prince Royce プリンス・ロイスもおすすめです。
おすすめ6 聞くスペイン語35: LとRの発音
次におすすめのスペイン語勉強法は、聞くスペイン語35:LとRの発音です。
これは、Youtube で見ることができます。
口の中のどこで舌が当たるのか解説してくれて、LとRの発音の違いがよく理解できます。
日本人にとってスペイン語の発音で一番で難しいと言われるが、rr の発音です。
rr は、言わゆる巻き舌で、日本語で表現するなら「とろろ」と言った時に
「ろろ」の部分を発音する時に舌先が前歯の裏辺りに当たりますね。
それと同じような発音です。
なので、イメージ的には早口で「とろろ」をずっと言い続ける感じです。
もしくは、「とろろろろろろろろろろ!」と最後のろを早口で言う感じです。
わたしはrrの発音が難しく出来ませんでした。
rr は、いわゆる巻き舌と言われている発音ですが、正確に言うと舌を吐く息で震わせて、
口内上に震えた舌先が2回連続で当たるようにすることです。
舌に力が入るとだめなんです。
英語のrは舌を巻きますが、スペイン語のrは全く違います。
とにかく練習あるのみです。
わたしは、日々練習を重ね1年後に出来るようなりました。
ペルー人が教えてくれた方法は口に鉛筆をくわえ、rr の発音を練習する方法です。
みなさんもいろいろと試してみてください。
できない人も頑張れば必ず出来るようになります。
おすすめ7 スペイン語字幕付でドラマ、映画
スペイン語字幕付でドラマ、映画を観るという勉強法もおすすめです。
vikiというアプリがおすすめです。
主に、韓国、中国、日本のドラマ、映画を無料で観れます。
字幕をスペイン語にすれば、日本のテレビ、映画を見つつ、
どのようスペイン語に翻訳されているか見ていると勉強になります。
気晴らしをしつつスペイン語の勉強にもなるので良いスペイン語の勉強法だと思います。
おすすめ8 日本の懐かしいアニメをスペイン語で見る
他にもペルーで、放映されている日本の懐かしいアニメを
スペイン語で見るという勉強法も良いと思います。
ペルーでは、ドラえもんが El Gato Cosmico という名前で、
キャプテン翼が Super Campeones という名前で、
さらにキャンディキャンディ Candy Candy が放映されています。
ペルーでも大人気です!
スペイン語で見るとちょっと雰囲気が違って面白いです。
YouTubeで見ることができます。
おすすめ9 とにかく積極的にスペイン語で話す
とにかく積極的にスペイン語で話してみるというのは上達する勉強法の一つだと思います。
スペイン語を実際に話すによって、学んだことが実践され身につきます。
きちんと文法ができていないからと恥ずかしがっていてはいつまでたっても話せません。
わたしもとにかく、話す場面が訪れた時には、
積極的に話そうとしてからスペイン語が伸び出した気がします。
まとめ
スペイン語の習得には、毎日少しづつの勉強が欠かせません。
学んだことは使ってこそ言語上達の秘訣です。
あきらめずに続けていけば、必ずスペイン語ができるようになります。
それぞれに合ったスペイン語の勉強法があり、
人によっては少し異なるかもしれませんが、
今回取り上げたスペイン語の勉強法がみなさんのお役に立てばうれしいです。
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