ペルー料理の代表的な料理で、Cebiche セビーチェと並ぶのが
Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサです。
Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサとはローストチキンのことで、
ペルー国民の誰もが好きなペルー料理です。
今回は、ペルーのローストチキン Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサの
レシピと切り分け方をご紹介します。
Pollo a la Brasaポヨ・ア・ラ ・ブラサとは?
ローストチキン Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサとは、
鶏肉を一羽丸々グリルしたものです。
グリルをする際に余分な脂が落ちるので、おいしい & ヘルシーなペルー料理です。
通常フライドポテトが付いています。
サラダを追加注文して食べることも多いです。
そして、ケチャップやマヨネーズなどのソースや
アヒという香辛料とレモンの合わせたソースで食べます。
Pollo a la Brasaポヨ・ア・ラ ・ブラサのレシピ
準備時間:20分&一晩鶏肉をマリネ状態にする。
調理時間:およそ60分
材料
4人分
クミン 大さじ1
挽き黒胡椒 大さじ1
マスタード 大さじ1
黒ビール 115 ml
ペルーには、クスケーニャ・ビールのネグロ、つまり黒があり、それをよく使用します。↓
酢 小さじ2
醤油 小さじ2
アヒパンカ ají panca molido(唐辛子) 大さじ1
潰したにんにく 大さじ1
鶏肉 1羽(1.6 kg)
塩 大さじ1
ローズマリー お好みで
オレガノ お好みで
フライドポテト
サラダ(レタス、キュウリ、トマト、アボガド、赤玉ネギなど)
ローストチキンの作り方
1. ボールにクミン、黒胡椒、大さじ1の塩を混ぜて置いておく。
2. 別のボールにマスタード、黒ビール、酢、醤油、アヒパンカ、
にんにくの潰したものを入れ混ぜ合わせる。
(お好みでローズマリーやオレガノなどのハーブも)
3. 1と2を合わせる。
4. 鶏肉を3に付ける。
5. その鶏肉を冷蔵庫に12時間寝かせる。
6. 鶏肉を回転させながら、液体がすべての面に掛かってお肉が柔らかくなるようにする。
7. 180℃に暖めたオーブンで、およそ45分〜50分グリルします。
8. その間にフライドポテトを揚げて、サラダを作る。
9. 鶏肉を4等分に切り分ける。
10. 各お皿に切り分けたローストチキンとフライドポテトやサラダを添えます。
マスタード、ケチャップ、マヨネーズ、コショウ、唐辛子の
クリームソースをお好みで掛けてお召し上がりください。
ペルーでは四分の一の大きさで食べている方が多いですが、
日本人の方には多過ぎると感じる方もいらっしゃると思います。
では次に、大勢でローストチキンを召し上がる時にも役立つ
ローストチキンをきれいに切り分ける正しい切り分け方をご紹介します。
ローストチキンの切り分け方
ナイフとフォークをご用意ください。
1. もも肉の皮をスーッとナイフで切ります。
2. もも肉の身を剥がすようにします。
この時、もも肉を切るのではなく剥がすというのがポイントです。
3. もも肉が剥がれると丸い関節が見えてきます。
その丸い関節の周りにナイフを入れると簡単に切れます。
4. 切れたもも肉の小さな関節二箇所を切ります。
5. 胸肉の中心に胸骨がまっすぐ入っています。
その中心の骨に沿って剥がしていきます。
6. 両側をそぎ落とします。
7. くっついている手羽部分の関節に沿って切ります。
8. 残った部分を食べやすいサイズに切ります。
9. 残りのお肉の部分を裏にひっくり返すとお尻の筋肉ソリレスと言われる
最も美味しい部分と言われる部分を取ってください。
(フランス人はこの部分が大変好きらしいですが、
ペルー人でここが好きだという方にわたしはまだ会っていません。)
10. お皿に切り分けたお肉をきれいに並べて完成です。
まとめ
ペルー料理ローストチキン Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサは、
本当に美味しいペルー国民に愛されているペルー料理です。
お祝いの席などでもよく食されます。
前日の下準備が必要ですが、調理方法がグリルするだけと簡単です。
しかし、パーティーなどにも見栄えがする料理ですのでおすすめです。
ぜひパーティの席できれいに切り分けて練習の成果を発揮してください。
そして、皆さんもペルー料理ローストチキン
Pollo a la Brasa ポヨ・ア・ラ ・ブラサを是非作って、食べてみてください。
ブエン・プロベーチョ! ¡Buen provecho!
他にもペルー料理のレシピを以前の記事でご紹介しているので、ぜひご覧ください。↓
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